NPOレポート「今が旬!できたてNPO」 



平成16年11月26日認証。
先週登記したばかり(取材時)のNPOをご紹介。

                   


「できたてNPO」ならではのアツ〜イ想いは、
カウンセリング、研修、アンケートがひとつになった
人材育成のコンサルティング。

17年2月6日に、こんなに素敵な
講演会&トークセッションの企画を実現。
http://www.machi-gennki.net/documents/neet.pdf

ひきこもりでもフリーターでもない
働けない若者を「ニート」と名付けた東京大学の玄田助教授。

親が読む子どものための就職ガイダンス「子供を就職させる本」
で話題の小島貴子氏。

いきなり、こんな企画ができちゃったNPO法人は、
「キャリアアプローチ宮崎」。
 (通称「CAM」は「キャム」と呼ぼうと取材中に決まりました。)

メンバーは「人間関係アプローチ宮崎”きらきら”」と一緒。
どうして別法人を立ち上げたのかは、これまで「きらきら」で実績をつくってきた
「リーダー養成講座」「キャリアアップ講座」「メンタルヘルス・ケア講座」について
依頼を受けやすくするため。

県内の大手企業や自治体に口コミで広がった職場研修は、
カウンセリングと研修とアンケートを一体となって進めるもの。
研修の講師がカウンセリングにも応じてくれる安心感が評判。

企業や自治体の研修担当者が、どうして「人間関係アプローチ」に
職場研修を依頼するのか、説明に苦労しないよう別法人の事業にした。

「きらきら」はカウンセリングの専門家集団。
民間企業でも食べていけるスキルを持ちながら、NPO法人にしたのは、
NPOが「協働」のつなぎ役になれると思ったから。

単なる技術の切り売りではなく、地域の声を生かしたプログラム、
当事者の役に立つプログラムを、企業や行政との協働で実現できる、
そんなNPOの可能性に注目したから。

雇用を生み出さない事業は継続できない。
ボランティアを継続している人には頭が下がるけど、
誰でもやれる事業に組み立てるには、食べていけるNPOになること。

きらきらカフェ「親業セミナー」は、参加費5百円で毎月開催。
http://www.machi-gennki.net/documents/oyagyo.pdf

            

 

自分らしく生きると、みんな「きらきら」する。
心理学のスキルで経験したことをシステムにする。
継続してフォローできるように事業にする。

人間を変えることはできないけれど、
コミュニケーションの技術を身につけると、
他人との関わり方が変わってくる。

ずっと「相手を変えよう」と思いこんでいた意識の
サビを落として、コミュニケーションの技術を磨き続けると、
みんな「きらきら」してくる。
その「拠点」として責任を持つのがNPO法人だった。

生活者の視点から、人間関係にアプローチする。
生活を支えるために、キャリアにアプローチする。

それぞれの事業を、それぞれの市場に、わかりやすくアピール。
そんな2つのNPO法人の「できちゃったレポート」でした。

【レポート:「街・元気」事務局S】


                                              

 

 
   
 
 
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