南九州大学子ども教育学科

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屋外で思いっきり遊ぶ子どもに!チャレンジ運動教室を開きました。


運動遊びの楽しさを伝えるために

 「運動が苦手な子ども集まれ!『チャレンジ運動教室』」が始まったきっかけからお話します。 南九州大学人間発達学部子ども教育学科は、平成22年4月に都城市に開設されたばかりの学科で、おもに小学校教諭、幼稚園教諭、保育士を養成します。この子ども教育学科の宮内孝先生が、近年身体を動かして遊ぶ機会が減少している子ど達に、運動遊びの楽しさを味わわせて、外で思いっきり遊んでほしいと、「チャレンジ教室」を開催しました。
 また、教師を目指している子ども教育学科の学生たちが、この教室にボランティアで参加することで、子どもや保護者と関わりながら、先生に必要な多くのことを直接学ぶ機会としても開催されました。
 活動は年間2回、1年を前期と後期に分けて行いました。前期の部は7月から9月の土曜日に10回、後期の部は11月から2月の土曜日に8回行いました。参加者は、運動が苦手な5~6歳の幼児とその保護者が34組、小学校1~2年生児童とその保護者が45組で、合計158名でした。学生はのべ110名が参加しました。


苦手なものが上手になる瞬間を一緒に体感

一つ目は、子どもたちの運動に取り組む楽しそうな笑顔にふれながら、一緒に運動を楽しむことです。二つ目は、苦手な運動が上手になる瞬間に立ち会えて、その喜びを子どもや保護者と共有できることです。三つ目は、教室終了後に「楽しかったです。ありがとうございました」の一言や、バイト先や町で会ったときに「おにいちゃん」「おねえちゃん」と声をかけてもらえる時です。こんな楽しさがあるから、続けられると思います。


若者ボランティア啓発にひと言

 平成23年度のチャレンジ運動教室の前期の部は、5月下旬の土曜日から行う予定です。対象は、運動が苦手な5.6歳児童、小学校1.2年児童とその保護者です。保護者が必ず参加することが条件です。詳しい参加者の募集は、都城市の広報誌、南九州大学HPで5月から行います。大学のHP、子ども教育学科のブログ、都城市の広報誌
若者のボランティア活動啓発に関しては、誰にでもできるボランティアではなく、その人しか
できないボランティアを紹介したいです。つまり、その人が持つ特技、趣味などが生かされる、またその人にとって学びになるボランティア活動に取り組めるような募集、コーディネートをしていきたいと思っています。

ブログ:http://nankyucr.exblog.jp/

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子ども教育学科の活動の一景

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