都城高専ボランティア同好会

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今回は国立都城高等工業専門学校の「都城高専ボランティア同好会」を紹介!

インタビュー:物質工学科5年生の斎藤剛志さん、西田悠光さん

「都城高専ボランティア同好会」について

 このボランティア同好会では、校内のゴミ拾いなどの美化活動や、募金活動を行っています。
さらに、最近では、高専周辺の小学生を対象としたお化け屋敷や、霧島登山のお手伝いを行うなど、高専がある周辺地域の方々との交流に力を入れています。

どうしてこの活動を始めたのか

 友達に誘われてボランティア同好会に入りました。最初は、月1回のゴミ拾い活動に参加する程度だったのですが、そのうちに霧島登山やお化け屋敷などの活動を発案・計画していく内に人の役に立つだけではなく、自分たちもやりがいを持って、楽しくボランティアするようになりました。

お化け屋敷とはどのような活動か

 夏休みに、地域の小学生を集めて、高専の校舎の中で手作りのお化け屋敷をやります。1ヶ月をかけてお化け屋敷のセットや驚かす方法などを考えます。限られた予算の中でどう作るか、学科や学年を超えて試行錯誤しながら作っていきます。
 お化け屋敷をを作りながらたくさんのアイデアを出すことで、自分の創造力を生かすことができ、また周りの人たちとのコミュニケーションを取ることでいいものを作ることを体験していきます。
 セットのほとんどは段ボールなどを再利用して作っていますし、自分たちのアイデアのみなので、驚いてくれるかどうか不安はありましたが、小学生たちは気持ちいいくらい驚いてくれます。子どもたちの夏休みのいい思い出になりますし、自分たちも苦労が報われます。

心に残っている活動は

 冬に学校の落ち葉を集めて「焼き芋パーティ」をしたり、ゴミ拾いで他の学科、学年の人たちと交流を深められたことです。
 それから、口蹄疫支援の募金活動です。テスト期間でしたが、たくさんの学生や先生達が協力してくれました。金額的には少ないものでしたが、本当にやって良かったと想える活動でした。
 また、地域の方々と行った登山のサポートです。大人から子どもまでいろんな人と仲良くなれました。
最後に振る舞ってもらったぜんざいも心に残っています。

卒業後の活動は

 下の学年にも同好会の会員はいるので、卒業後はその人たちが中心になって活動を進めていきます。今後も据え置きの活動だけでなく、どんどんいろんな活動を楽しみながらやっていきたいですし、下級生にもそうしていって欲しいと思います。

◆お問い合わせ先◆

都城高専学生課学生係
電話:0986-47-1137

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都城高専「ボランティア同好会」の一景

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