宮崎県立延岡星雲高等学校

勇気を出せば世界が見える

宮崎県立延岡星雲高等学校 星雲海外協力隊-Smile at earth-

世界のために何ができるか、何をすべきか考え行動

  延岡星雲高等学校は、平成17年4月に延岡東高等学校と延岡西高等学校が合併してできた新しい学校です。普通科4クラスとフロンティア科1クラスの2学科5クラスで1学年が構成されています。
 平成22年度に行われた「国際理解講座」でのJICA宮崎の講演がきっかとなり、有志・約50名が「星雲海外協力隊―Smile at earth―」というグループを立ち上げました。
 同グループはこれまでバヌアツ共和国にクレヨン等、パラグアイ共和国に温度計や湿度計、マダガスカル共和国に学校の修繕費用5万円を送付する活動、ガーナ共和国の子どもたちに英訳した日本の絵本を配布する活動を行いました。
 これらの活動は、かつて現地に派遣されていた方々や、現地で活動を行う青年海外協力隊の方々へリサーチを行い、生徒自らがその国に何が必要か、その国のために何ができるかを考えて実行に移したもので、生徒主導でのボランティア活動を行っています。

思いやりと援助の気持ちが国際問題を解決する

 同グループリーダーの田川さんは、「バヌアツ共和国へクレヨンを送る活動を行った後、子ども達がそのクレヨンで書いてくれた絵とその様子の写真を送ってくれたんです。写真の笑顔を見て、言葉や文化は違っても、心と心は通じ合えると実感し、とても暖かい気持ちになりました。国際協力には相手の国や相手の方を思いやる心、これが一番大事だと思っています。」と話してくれました。
 グループの活動資金源は、毎年夏から秋にかけて延岡市内のショッピングセンターで生徒自身が行う募金活動です。今後も高校生主体の海外協力活動は続けられていきます。

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星雲海外協力隊-Smile at earth-
集めた物資を箱につめる様子

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