宮崎学園インターアクト部

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今回は、宮崎学園「インターアクト部」を紹介!

自分に合った楽しいボランティア活動で人との繋がりを育む

宮崎学園「インターアクト部」について

 長年続いてきた10名足らずの同好会が、2011年に部へ昇格して現在は部員数60名になりました。通常のボランティア活動に加え、ロータリークラブ(※)の社会貢献支援を受けて、海外でのボランティア活動ができるのも大きな魅力です。モットーは「この活動を通じて世の中や世界を知って、自分が置かれている状況を客観的に見ます。そして困っている人がいたら、自分ができることで支えて行きます。無理せず自然に関わることが第一で、それによって人間的なベースを培うこと」と話してくださったのは顧問の伊藤先生。
 「たとえば、地雷ゼロ宮崎の10周年イベントで会場運営を手伝う中から、このイベントには自分たちだけでなく大勢の人が関わっていることを知り、大勢の皆さんに自分たちも支えられていることを理解する。また、募金活動を通じて、町の人たちが温かく受け入れてくれることを知り、生徒たちが世の中との繋がりを実感してくれればいいなと思います」。
 自分の興味のある活動をしながら多くの人と出会い、知らない世界が広がってとても楽しかった、という先生自身の高校時代のボランティア体験がこの部のポリシーにも生かされています。

今の活動内容について

 この部に入っていちばん印象的だったことを部員の皆さんに聞いてみました。
 ボランティアをやりたいと思っても今まできっかけがつかめなかったが、この部の存在を知って入部したという梶本さん。「地雷ゼロ宮崎10周年イベントでは、宮崎神宮内に落ちていたドングリや松ボックリでクリスマスツリーを作って販売しました。自分が楽しめる上、この売上金が地雷撤去として使われる、、一石二鳥でいいなと思います」。同じく2年生の大岐茜さんは「カピックスという県外のボランティア活動に参加したとき、ボランティアは人に言われてやるのではなく、自分から進んでやるもの、と一緒に参加した人から聞いて、今は部活で与えられたものをやっていますが、別のものに自分からトライしてみたいと思います」と活動を通じての“気づき”を語ってくれました。
 目的が一緒だと、知らない人とでも親しくなれ、新しいコミュニケーションが生まれることが何よりの楽しみだという皆さん。常に自分たちにできることは何か?を考えながら、それぞれに新しい体験を楽しみにしているようでした。

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宮崎学園「インターアクト部」

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